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回線弱者と回線強者~回線が重くなる理由とその対策~

お久しぶりです。

 

みなさん日頃生活しててこんな経験はないでしょうか。

 

「夜はほんとにネットが重たいな、まじで遅い」

「こいつ回線ラグすぎ!ワープするやん!!○ねよ!!!」

「ラグくて確反取れなくて昇竜打たれた、クッソ腹立つ死○よ!!!!(レバガチャする音)」

「俺が撃ち出すより相手が俺に撃ち始める方が圧倒的に早すぎる、俺の反射神経の問題じゃねーだろ!!!死ね○!!!」

私はあります(全て実体験)

 

こんな人達の為に、なぜそういう事態が発生するのか、それを解消する方法を今回は紹介します。

 

まず、私たちが使ってる回線について説明します。

私たち(企業ではなく個人)は基本的に光回線利用してると思います。

光回線で代表的なものはNTTフレッツ光ですね。

他にもありますが個人が利用してる回線については仕組みがだいたい同じです。

 

私たちが利用してる回線に共通してることはベストエフォート回線であるということです。

ベストエフォート回線とは、環境によって速度や品質が変わる回線のことを言います。

提示されてる回線速度(100メガだったり1ギガだったり)が絶対に出る回線ではないです。

環境がばちこりハマってなにも問題がないときに掲示してる回線速度が出る(そんなことほぼない)というのがベストエフォートの回線です。

「契約してる回線速度でないぞ!!!」っていう利用者のクレームには「ベストエフォートの回線なのでその速度が出る保障してないんですよ。」っていう返しをするのが基本の応対です。

 

私たちがインターネットを利用するときどういう経路でインターネットに抜けているかというと、下記のようになってます。

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 回線事業者が提供してる光ケーブルで、自宅からプロバイダまでをつなぎ、プロバイダがインターネットに抜ける道を作ってくれているイメージです。

フレッツ光とプロバイダとセットで契約しないとインターネットが利用できないのはそのせいです。

フレッツ光だけだとインターネットに抜けるための出入口が存在していないことになるし、プロバイダだけだとインターネットに出るための出入口は存在しているがその出入口まで行く方法がないということになります。

回線についての簡易解説は以上で終わります。

 

ではここからが本題。

通信弱者と強者の格差はどうやって生まれるのか。

つまり、どういったことによって速度や品質が変わるのかを紹介します。

私が思う、一番の原因はインターネットに出ていくまでに混雑しているということです

もちろん、利用してるサイト、サーバーが重いということもありますが、それは回線強者弱者関係なく全員が重くなりますよね。

回線弱者と強者に分かれる部分に関してはそれ以外の部分に関係してきます。

 

では、自宅からインターネットが抜けるまでに混雑するとはどういうことかについてです。

光回線はたくさんの人が利用しています。

そのたくさんの人が全員大量に通信を使ったとき、それだけの通信ができるのでしょうか。

すごく簡単にですが、イメージ図を作りました。

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1ギガを契約してる人が7人いて、通路が5ギガしかない場合、全員が1ギガをフル使おうとした場合、2ギガあふれてしまいます。

そうすると混雑しますね?

用意してる通路の容量より、契約してる利用者が利用できる総量が圧倒的に多いので混雑してしまうわけです。

 

なので、皆がインターネットを利用する時間帯は混雑しやすくなります。

利用者の通信量より、事業者が用意してる通路の容量が少なくなると混雑し、通信が重くなるということです。

弱者は満足に通路が確保できていないサービスを利用しているが、強者は満足に通路が確保されているサービスを利用しているから格差が発生しているということです。

 

 

上記事象への対応方法を紹介します。

まず、簡単なところから。

ルーターモデムの電源をオフし、しばらく待ってから電源を入れる

インターネットを利用するにあたって、モデムはインターネットに抜けるための経路を探し、見つけたらその経路で確定させて通信をはじめます。

インターネットに抜けるまでの通路についてですが、上記の図ではわかりやすいように一つしか描きませんでしたが、1つだけじゃなく、複数の通路があります。

モデムは起動したとき、通信が切れて通路がなくなってしまったときに通路を探し、経路を確定させます。

経路が確定したらその経路以外を使って通信をすることはありません。

通信の経路を再度選びなおさせるための簡単な方法がルーター、モデムの電源をオフし、入れなおすということです。

混雑していない経路が存在し、その経路で通信することをモデムが選んだ場合、通信が軽くなるということです。

 

ただ、これには問題があります。

一つ目、そもそもすべての経路が混雑していた場合意味がないということです。

すべての経路が混雑している場合は当然どこの経路を選んでも混雑しています。

その場合は通路を拡張するような設備の更新を業者が行ってくれるのを祈るしかないです(やるとは言ってない)

二つ目は、モデムはランダムに経路を選ぶ、という点です。

モデムが混雑していない経路を選び確定させますではなく、ランダムに経路を選ぶというのがミソです。

混雑している経路を選び続ける場合もあります。

そして上記の2点のせいで、混雑してない経路があるのかどうかこちらで把握するのが難しいです。

ランダムに選んだ経路が混雑しているところを選び続けているのか、そもそもすべての経路が混雑しているのか。

これを判断する方法がありません。

 

・・・・・・・。

f:id:prsy_999:20190308102542j:plain(悶絶する喜〇さんの顔)

ということで、電源入れなおしてみて軽くなったらラッキーくらいの感覚でやってみるといいかもしれません。

 

 

2つ目、プロバイダを変えてみる

通路が容量に余裕があるプロバイダの場合、混雑を回避できる可能性があります。

通路の容量より利用者の使用総量が少なければ満足に使うことができるわけなので、そういうプロバイダを見つけることができれば回線強者になることができます。

利用者の数、プロバイダが用意してる通路の容量を私たちが把握できないのが難しいところではありますが。。

なので身近に住んでる回線強者がいるのであればその人にどんなサービスを利用しているかを聞いてみるのがいいと思います。

身近にというのがミソで、住んでる都道府県ごと(厳密には若干違う)に、通信するための設備が用意されています。

つまり、遠くに住んでる人と自分が利用する設備(通路)は変わるということです。

身近に住んでる人であれば同じ設備(通路)を利用する可能性が高いため、参考になります。

回線強者が身近にいる場合は聞いてみたらいいかもしれません。

 

3つ目、2つ目で若干触れた内容になりますが県外へ引っ越してみる

私の通信キャリアで働いていたころのイメージでは都会のほうが混雑する傾向にありました。(現在はわかりません。)

田舎であれば、そもそもインターネットを利用している人が少ないため、混雑を避けられる可能性があります。

ただ、少なすぎると設備も小さい可能性があり、通路の容量が十分に確保されていない可能性があるのでご注意ください。

田舎に回線強者の知り合いがいる場合はその人の環境を聞いてみたらいいかもしれません。

そもそもの話ですが、

引っ越してまで回線強者になりたい人っているんですか???

 

とりあえず、現状思い浮かぶのはこのくらいです。

今回は回線部分にフォーカスを当てて記事にしてみました。

 

なにかあれば気軽に聞いてください。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。